« New Modelの “Five-O-Five” | Home | 試乗ツーリング@南伊豆 by Surface »

2007.05.15

Nigel Foster

ナイジェル・フォスターは、カヤックの技術・経験・そして海の知識において、もっとも優れたカヤッカーの一人として世界中に知られています。
また彼は現在までに6種類の素晴らしいカヤックをデザインし、カヤックの操作技術や彼自身の遠征の記録などを数多く出版しており、世界中のカヤッカーに高い評価を受けています。

nigel_1.jpg

彼はカヤック技術をティーンエイジャーの頃の英国で習得し、当時、既に何度も英国の海峡横断を成し遂げていました。また単独行で400マイルに渡るイギリスの南西海岸を漕破し、またスコットランドの原生の海岸線を探検しました。また24才の時には、友人であるゲオフ・ハンターと共に、最年少の記録でアイスランド一周を成し遂げました
その経験と実績をかわれ、彼はリーダーとして数多くの遠征チームを、スコットランドの西部の島、ノルウェーのシェットランド島とオークネー島、フェロー諸島、アイスランド、そして数多くの北極圏の島々などに導きました。
その後も彼のアドベンチャースピリットは治まることを知らず、北から南へとニューファンドランドの海岸を探険したり、競技用のタンデム艇を使用した川や運河を通ってのフランス縦断を成し遂げました

act_xp3_1.png

1981年には、ハドソン海峡からラブラドルの北部海岸線及びボツン諸島までの40マイルに及ぶ外洋横断を行う、“バフィン島〜レゾリューション島遠征”に着手します。この地域の潮の干満差は40フィートを超え、潮流は7ノットにもなります。しかしその過酷な遠征において、なんとか荒れ狂うボツン島近くの潮流を乗り越えた時には、指は凍傷にかかり、そして多くの装備を失っていました。結局、通過するタンカーに救助されこの遠征をここで一旦諦めることになりました。
しかし2004年の夏の終わりに、友人のクリスチャン・ネルソンと共にアンガヴァ湾のクジアックからネインまでを漕破し、最終的にこの遠征を達成させます。この600マイルに及ぶ人が住んでいない原生の海岸線や、人よりも北極熊のほうが多く生息している地域の様子は、彼の記録やスライドショーで紹介されています。
現在、ナイジェル・フォスターは現代シーカヤック界の世界的なインストラクターとしての地位を築いています。

nigel04.jpg

彼のカヤックの指導は単なる机上理論ではなく、実践で使える技術に重点をおいています。彼の指導を受けたカヤッカーは、アメリカ、カナダ、イギリス、スペイン、デンマーク、フィンランド、そしてスウェーデンと世界中にいます。現在はワシントン州のシアトルを本拠地として世界中を飛び回っています。
我々は近い将来、彼を日本に招き、彼の講習会を日本各地で開催したいと考えています。