
2014年のPoint65 New Model 分割式SUPのRum Runner(ラムランナー)が入荷しました


昨今、ウォータースポーツマーケットで急速に人気を広げているSUP(スタンドアップパドルボード)。Tequila!やMartini、Mercuryなどの分割式カヤックで実績を積んだPoint65でもSUPが登場します。
その名もRum Runner
やはりその名はカクテルの名前が由来です

Point65が製作するSUPはもちろん分割式
分割式カヤックの同様に、ラチェットバックルと工学的デザインで結合させるスナップタップシステムを採用


素材はポリエチレン製
重量はありますが、分割すれば一つのパーツは10kg以下
インフレータブルSUPの様に空気を注入する手間も無く、結合にかかる時間は僅か20秒程度


また丈夫な本体素材を採用しているので岩などにヒットしても気になりません
またトータルで3気室を持つ構造の為に安全性も高いといえます
11ft以上の長さのボードも3つのパーツに分ける事で、車の荷室や集合住宅のエレベーターにも入れる事ができます
カヤックメーカーが作るSUPはやはりツーリングに主体を置いています
一番の特徴が前部パーツにあるハッチ(荷室)
44×26cmの入り口をもつハッチには様々な荷物を収納する事ができます
ランチはもちろんキャンプ道具などを収納し長期のツーリングにも可能性を感じます


デッキサイド部分にはフィッシングアクセサリーなどのパーツを取り付ける事ができるギヤトラックが装着されています
先述したハッチに魚探の振動子をセットするなどしてフィッシング仕様にすることもできそうです

また中央部セクションと後部セクションの両サイドにはDリングが取り付けてありますのでバンジーコードなどで荷物を止めておく事もできそうです。
フィンは独自のRetractable Systemを採用し本体に収納されており、デッキ部分からストッパーであるピンを抜く事で本体下から下りてきます。また前部から岩にヒットしても内部のスプリングで収納されフィントラブルを最小限にします
※こちらは破損しても予備パーツがあるので交換も可能です


今回、初めて実際に海上で使用してみましたが、浮力と安定性も十分です
ハルの形状が双胴船(カタマラン)のような構造で直進性と安定性を両立しています

分割式カヤックの構造上、結合部に撓みを感じますが、外れるような不安は全くありません
本体重量がそれなりあるため、停止状態からのパドリングには重みを感じますが、進み始めれば巡航スピードはかなり早いです。
ステップバックして旋回させれば、大きな荷室のある先端部分も水から抜け本体も容易に方向を変える事も可能です

ポリエチレン製の為、結合した状態では重量を感じますが、分割システムという収納性、そしてセットアップの簡単さ、そしてハッチ(荷室)を有する優位性から生まれるトリップ要素などを考えると、SUPマーケットに一石を投じるモデルになるのではないでしょうか?



本体サイズには11.5ft(約350cm)と12.5ft(約381cm)の2種類のバリエーションがあります
パドラーの体格やツーリングの用途により選択可能です

カラー展開はRed、Lime Green、Blueの3色
現在は国内入荷したばかりなので全てのカラーの在庫があります
次回は連結・脱着方法、そして車への収納性などをこちらのBlogで紹介します
Point65 Rum Runner 11.5
全長350cm、全幅:81cm、重量:25kg
価格:¥148,000-(税抜き)
Point65 Rum Runner 12.5
全長381cm、全幅:81cm、重量:27kg
価格:¥158,000-(税抜き)
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